住宅
石垣の上の家

眼下に橘湾、遠く天草灘を眺める高台に建つ家。
道路側が南側となりますが、北の景色は捨てがたく、こちらにLDKを置く配置となっています。
南屋根を切り開けてベランダとし、LDを吹抜けにして、南側から太陽と風を入れるように工夫しました。
2階には二部屋のみで、道路側からみると平屋のように見えます。
南側に小さな庭があり、和室から眺めるようになっています。
吹抜けがありますが、冬は蓄熱暖房器で十分暖が取れます。
日々の暮らしに風景を取り入れて生活できる環境は活かすべきだと思います。
ここにしかないもの、それを活かす設計が大事だと思います。