Works
ワークス
歯科・医院
にしだ歯科医院
開業18年の歯科医院のリノベーション
木造2階建ての1F部分と2F部分の一部分を全面リノベーション。
既存建物スペースの中で、どのように診療台を増設するか?医療用配管の経路をどうするか、その為の機械室をどこに作るか?既設との取り合い、滅菌水の配管をどうするか?など一年以上の間、何度も先生と医療メーカーの方と検討を重ねました。
シンプルにおさめるための基本工事で回遊動線を確保
診療室へ入る通路を作る為、トイレの移設を行い、構造的には梁の入れ替え補強、耐力壁の補強等、シンプルに納めるための基本工事にもゴールデンウィークを含めた短期の工事ではありましたが、手抜かりなく行いながら現場も進めていきました。
また、それにより回遊動線ができ、空間に広がりができました。
2Fの空きスペースに消毒滅菌コーナーを移設し、1Fでの使用済みの器具を簡易リフトで2Fに上げることで、空間の余裕と、清潔な滅菌消毒室ができたのではないかと思います。
最適な配置を見極め、大切な医療器具を守ることを見据えた設計
永年の診療の中で色々な機器、PC、カルテ等が診療室、受付、他に溢れてきます。
それらを機能的に整理して、医療空間としての清潔さを維持しながら、緊張感を和らげる内装材、照明の配置など工夫しました。
また、スリッパをやめ、土足にすることで靴の履き替えのわずらわしさをなくしました。
にしだ歯科医院HP:https://www.okuchi-kenkou.com/